リハビリ運動まとめ

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大腿四頭筋の筋トレとストレッチを難易度別にまとめてみた

大腿四頭筋とは太ももの前面部にある筋で体の中で最も強い筋肉と言われています。「四頭筋」とは大腿直筋、内側広筋、中間広筋、外側広筋で成り立っているため、総称して大腿四頭筋と呼ばれます。今回は大腿四頭筋の基礎知識について軽くまとめ、具体的な筋…

床上動作のリハビリまとめ

高齢者の多くは畳などの和式の生活に慣れ親しんでおり、椅子での生活が普及した現代でもまだまだニーズがあるのが床上動作です。床での動作は、正座やあぐらの姿勢のまま床(畳)に座る必要があります。また床からの立ち上がり動作も必須となります。今回は…

寝返り動作のリハビリまとめ

寝返り動作は、日常生活において必要不可欠な動作でベッドや床から起きる際にまず寝返りは必須な項目になります。そんな寝返り動作を獲得するための運動プログラムをご紹介します。 【この記事の目次】 寝返り動作の分析 寝返り動作を評価するポイント 寝返…

食事動作のリハビリまとめ

ADL

食事動作を分析すると肩ー肘ー前腕の運動連鎖や手のマニュピレーション、体幹ー肩甲帯の運動連鎖などバイオメカニクス的に分析することは非常に興味深い。しかし、本稿では現場で使える体操を提案するという観点から運動を紹介していくので、前述した内容等…

整容動作のリハビリまとめ

ADL動作の中でも整容動作に含まれる生活行為は、顔を洗う、歯を磨く、髭を剃る、整髪をする、化粧の5つがあります。これらの整容動作には肩の可動性だけでなく、肘関節の屈曲、前腕の回内外の複合的な動きです。そこで今回はこれらの要素を取り入れた整容動…

更衣動作(上衣)の体操まとめ

更衣動作の中でも、上衣にフォーカスした体操をご紹介します。上衣の更衣動作には主に肩関節と肘関節の動きが重要であり、ボタン付きシャツなどの場合は巧緻動作も合わせて必要な能力です。特にご高齢になると、より顕著にADL動作に影響を及ぼすようになりま…

更衣動作(下衣)の体操まとめ

更衣動作の中でも、下衣にフォーカスした体操をご紹介します。下衣にはズボンの着脱や靴下・靴・装具の着脱、ベルトの装着などが含まれます。そのため、更衣動作全体で考えると他のADL動作よりも、体全体を活用した身体機能が必要となってきます。 それでは…

上腕三頭筋のストレッチまとめ

上腕三頭筋は外側頭/内側頭/長頭の3つで構成されており、主に肘の伸展に作用し、長頭のみ肩の伸展内転に補助的に作用します。日常生活上においてもベッドからの起き上がりや更衣、洗体、洗濯物を干すなどの生活行為で活動する重要な筋でもあります。 インピ…

腓腹筋のストレッチまとめ

腓腹筋のストレッチは、動脈が支配する筋の血流量を一時的に増加させ、血行動態を改善させる効果※1が期待できます。 本稿ではどの運動が優れているかのプライオリティをつけるのではなく、ストレッチ方法についてフォーカスし、姿勢別に方法をご紹介していき…

腓腹筋トレーニングまとめ

高齢者の腓腹筋トレーニングについて考えてみる。高齢者がカーフレイズなどの立位姿勢での足関節底屈トレーニングをする場合、母指球荷重よりも小指球荷重の方が筋活動量が少なくてすむ(※1)ため荷重が外側に逃げやすくなってしまう。 ※1http://waseda-spor…

骨盤回旋ストレッチまとめ

骨盤の右回旋左回旋を正しく行うことが、運動効果を高める上でも、怪我予防のためにも重要です。しかしこの「骨盤を回旋する」という運動自体は、胸椎と股関節の回旋の結果です。これは骨盤の前後傾も同様で、股関節の屈曲伸展の結果となります。(KW|運動…

胸椎のストレッチ

胸椎の回旋は股関節の回旋とともに骨盤回旋に非常に重要な要素。解剖学的に腰痛は回旋はほとんど起こりませんが、胸椎は回旋動作が起こりやすく、結果として骨盤の動きに影響を与えます。本稿では、胸椎の動きを出すためのストレッチについて紹介していきま…

縫工筋のストレッチ

縫工筋は股関節の屈曲および外転、外旋を複合的に行う筋で下肢の支持性に貢献しているとされています。縫工筋のストレッチは主に股関節の伸展-内転-内旋方向へのものをご紹介しています。 大腿筋膜張筋のストレッチとしても有効ですが、股関節の内旋を意識す…

肋間筋のストレッチまとめ

内・外肋間筋は肋骨間を走行している筋肉で、呼吸筋としての役割が主となります。本稿での肋間筋ストレッチは「胸郭の動きの障害」を予防することを目的としています。ストレッチを実施する上で、呼吸器疾患の方の場合は、一度にたくさん運動を実施すると疲…

前脛骨筋のトレーニングまとめ

前脛骨筋は脛骨前面外側に付着する筋で、主に足関節の背屈(足関節を手前にあげる)と内反させる働きがあります。日常生活では歩行動作に大きく関係し、この前脛骨筋が機能しない場合には下垂足になることやつまづく要因の一つになることもあります。 本稿で…

菱形筋のトレーニングまとめ

菱形筋は広背筋や僧帽筋などの深層部に位置するインナーマッスル。主に肩甲骨を下方回旋させながら、内転させる働きがあり、肩甲骨の安定性に関わる筋です。補助筋としての働きが強く、多くの運動に作用する筋でもありますが、今回は姿勢別に菱形筋トレーニ…

棘上筋のストレッチまとめ

棘上筋の作用とは 棘上筋とは肩甲棘の棘上窩内側2/3と肩甲棘上面から上腕骨大結節上面と肩甲上腕関節の関節包に付着する筋で、主な役割として肩甲上腕関節の「下方の固定性」と上腕骨の「転がり」「滑り」を行います。肩峰下を滑走するためインピンジメン…

腸腰筋のストレッチまとめ

腸腰筋とは、大腰筋(だいようきん)と小腰筋(しょうようきん)、腸骨筋(ちょうこつきん)の3つから構成される筋肉の総称で、腰から太ももの付け根にかけ、左右対称に付着する筋。特に腸腰筋の中でも「大腰筋」は「脊柱を安定させる」働きがあり、姿勢制御に関…

大腿筋膜張筋ストレッチまとめ

大腿筋膜張筋の作用 大腿筋膜張筋の主な作用は股関節の外転及び内旋、下肢の支持性に大きく関与するといわれています。解剖学的に大腿筋膜張筋は途中から腸脛靭帯になり、下肢の支持性・安定性を高める筋に変わります。そのため、動作の中で最も筋活動が高い…

高齢者のための転倒予防トレーニング

高齢者の転倒リスクは、股関節の筋力低下やバランスの不安定性、4種類以上の内服、注意機能の低下など複数の要因があります。 今回の高齢者のための転倒予防トレーニングは身体機能の予防に着目し、足部環境および股関節外転筋、立位バランス能力の向上を目…

腰方形筋ストレッチまとめ

腰方形筋とは、脊柱の安定性に重要な役割があり、姿勢保持に大きく影響する筋肉の1つ。左右の対象に付着する筋肉のため、一方の筋肉が硬くなったり(筋硬結)弱くなる(弱化)と、骨盤の高さに左右差が生じます。これにより骨盤の傾きを引き起こし、腰痛な…

腸腰筋ストレッチまとめ

運動を指導するトレーナーやリハビリスタッフ、柔道整復師などに参考にしていただきたい腸腰筋のストレッチのまとめをご紹介していきます。スポーツの現場や医療現場など様々なシーンでご活用ください。 【目次】 ❶立位でできる腸腰筋のストレッチ ❷椅子に座…

多裂筋の筋トレとストレッチまとめ

体幹のインナーユニットの一つである「多裂筋」のトレーニングとストレッチをご紹介します。多裂筋は腰痛との関連性があるとの報告もあります。リハビリスタッフや柔道整復師、トレーナーのスタッフの皆さまに明日の臨床で活用いただければと思います。 【目…

棘下筋ストレッチまとめ

棘下筋(きょくかきん)は、棘上筋、小円筋、肩甲下筋と合わせて回旋筋腱板(別名ローテーターカフ)と総称される肩の深層部の筋肉です。柔軟性が低下することで、肩の安定性低下の要因の1つとなります。肩関節にズレが生じたまま日常生活を送っていると五十…

腰方形筋トレーニングまとめ

【目次】 ❶腰方形筋の筋力増強のトレーニング ❷腰方形筋を鍛えるお尻歩き ❸座位でできる腰方形筋のトレーニング ❹「座位」でできる腰方形筋のトレーニング ❺「膝立ち」でできる腰方形筋のトレーニング ❻「立位」でできる腰方形筋のトレーニング ❼側臥位でで…

セラプラストを使用したリハビリまとめ

指の力が弱く、細かな作業が困難な方へ取り組んでいただきたいのがセラプラストを使用した手指のエクササイズのまとめを紹介します。 2.セラプラスト | 横つまみトレーニング 3.セラプラスト | 3指つまみトレーニング 4.セラプラスト | 手指対立トレーニン…